工場に、現場に、こんな症状ありませんか・・・?
・品質の不良が出る、繰り返し発生する
・作業ミスが多い、繰り返し発生する
・仕事の覚えが悪い、上達しない
・仕事を教えられない、教えるのに時間がかかる
・人によって作業時間の差が大きい
・作業が予定した時間で終わらない
・予定したほど利益がでない
・人によって仕事のやり方がバラバラ、結果もバラつく
・仕事のやり方が改善されない
・引き継ぎができない、うまくいかない
・特定の人にしかできない仕事がたくさんある(手伝えないので非効率)
・作業のムダが多いように感じる、なかなかよくならない
・小さなケガが時々出る
・作業するたびに散らかる、職場が片付かない
手順書づくりの整備と運用が上記の症状の解決策になります
■ 手順書がない場合 → 手順書をつくってみませんか?
いろんな問題が解決します、メリットがあります
・不良、ミスをなくすための手順設計
・仕事を効率よく、効果的に進める方法を決める
・教え方を上手に、効率よく
・新人さんの覚えも早くて安心、ケガ・ミスをなくします
■ 手順書がある場合 → 作ったあと、どのように活用していますか?
・活用することでもっと仕事が速くなる、時間ができる、利益がでる
・QCDのレベルアップ、安全確保、改善活動、効率化、生産性向上に
・技能伝承、技能向上、社員のスキルアップに使えます
手順書をつくったが、作ったあと二度と見ない・・という現場が良く見られます。
手順書作りのために使った時間は価値を生まず、時間のムダ使い。使った時間は戻ってきません。
手順書づくりで失敗しないためには、目的をはっきりさせておくことが大事です
何のために、手順書をつくるのか。
何かを解決するために、あるいは何かを発展させるために。
手順書が目的達成のための最適な手段となる場合、手順書は価値あるものになります。
手順書作りの途中で挫折して自然消滅していく場合も多くみられます。
20人規模の工場であればたいてい300通りくらいの手順書をつくることが可能です。
それだけ多くの作業が現場に存在し、作業者の頭の中に蓄積されているのです。
これを一気に短期間でやろうとすると途中で挫折します。
時間が取れずに優先順位がさがり、だんだんやらなくなっていつの間にか自然消滅することに。
手順書づくりをやり抜くには、段階的作成法が有効です
こんなときは、最初に必要な手順書をリストアップし、次に優先順位を決めます。
一方で手順書作成のレベルを3段階に分けて、段階別のレベルを決めます。
手順書の詳細度によってレベル感を決めておくことで、段階的に手順書の精度を上げてくことができます。
あとは日程計画と役割分担で無理のない計画を立て、実行にうつしていきます。
日々の仕事と関連付けよう
目的を明示することや人事評価との関係づけ、OJTや技能伝承、引き継ぎの活動と結び付けていきます。
日々の仕事に関連付けて仕事の中に落とし込んでいくことで、着実に手順書づくりを進めます。
できあがった手順書は順次現場作業に活用されていくような仕組みを作り、運用していきます。
成果が見えるようになれば、手順書づくりのモチベーションも上がってきます。
■ 仕事の見える化
・仕事のやり方を決める、ルールを決める
・仕事、仕上がりのバラつきをなくす
・誰がやってもよい結果になるように手順を決める
・手順の他に基準を定める(基準値、基準時間)
■ SQCDのレベルアップ
・仕事の最適なやり方(SQCD)を決める
・S:安全(Safety)安全な仕事の進め方を決める
・Q:品質(Quality)品質が最適になるようなやり方を決める
・C:コスト(Cost)コストを抑えられるやり方を決める
・D:納期(Delivery)短い時間で作業ができるようにする
■ 仕事を改善する、発展させる
・最適なやり方を皆で共有する、人の仕事を手伝えるようにする
・もっとよい方法を見つける、やり方を改善する
・不良不具合があったとき、どこで起きたかの検証に使う
・ロス、ムダを発見する際の検証に使う
・みんなの知恵や気づきを貯めておく受け皿になる、知恵の貯金箱
■ 仕事を教える、覚えるツールとして
・教える、引き継ぐ際の基準として使う、確実に引き継ぐ
・ノウハウを会社に残す、個人ノウハウの資産化
・個人の仕事の創意工夫をノウハウとして会社に残す
・教える内容の漏れをなくす
・教え方のバラつきをなくす
・未熟練者が仕事を覚えるまでのよりどころになる
手順書づくりは作業の言語化がポイントです。
ベテランに蓄積された注意点・作業のコツなどを言語化し、手順書に反映させていきます。
手順書は3段階で作ります。
第1段階は作業分解です。
仕事の流れにそって順に並べます。
図の白抜きの部分です。
工程→作業→動作の三階層に分けるとつくりやすいです。
「~を~する」というように名詞と動詞で簡潔に表現します。
第2段階は、作業手順に付随するコツ・ポイント・注意点を表現します。
作業一つ一つに注意点やコツが含まれています。
第1段階で分解した作業一つ一つに対して、「気をつけていること」を聞き出して言葉にしていきます。
作業をミスなく素早く完結させるためのポイントが含まれているので、この部分を言語化していくことが成功要因です。
第3段階は実践を通した言語化の作業です。
文字だけではすべてのノウハウが表現できません。
言葉にできないコツを実践を通じて体得します。
第3段階は教える人と覚える人の共同作業です。
習った通りやってみると、すぐにできるわけではない。
やりながら疑問がわいたり、その通りできなかったりします。
そのような疑問を書き留め、後で時間を取ってベテランと議論します。
習う人が質問して、教える人が話し、互いに議論して、理解を促進します。
理解したことを実践して、気づきを得ます。
気づきを言語にして、手順書に反映させます。
このサイクルを継続的に実施することによって、手順書はブラッシュアップされ、作業者にとって欠かせないノウハウ書として完成されていきます。
手順書が活用されると・・・たとえばこんなメリットが得られます
・仕事が速くなる、スピードが上がる(最適な手順でみなが仕事できます)
・時間ができる(ムダがなくなり、効率化するので時間に余裕ができます)
・価値の上がる仕事に時間を使える(1か月あたりの生産量が増えます)
・仕事を教えることが早くなる(パートさんでも教育指導係ができるようになります)
・仕事を速く覚える、上達が早くなる(新人さんも1年くらいでみんなできるようになっています)
・ミスやトラブルがなくなる、減る、すぐに解決する
・経営者、管理者の時間ができる、もっと将来のことに時間を使える
▶管理者は管理をする時間ができます
▶経営者は将来のことを考える時間ができます
▶作業者は価値あることに時間を使えます
手順書を見れば工場のレベル感がわかります。
もっと工場をよくしたい・・
もっと社員が意欲的になってほしい・・
そんなときに手順書づくりが有効です!
商談訪問・初回診断無料です。
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